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【構築手順】vSphere ESXi 8上にWindows Server 2022を構築

▼目次

▼目標(ゴール)

VMware Workstation Pro上のvSphere ESXi 8にWindows Server 2022(仮想マシン)を構築し、VMware Toolsをインストールするまでを実施します。

▼用語

※※ 執筆中。。※※

▼システム要件

構成

コンポーネント構成

  • ①自宅デスクトップPC
  • ②vSphere ESXi 8サーバ
  • ③Windows Server 2022サーバ

構成図

【構成図】概要
【構成図】概要

【構成図】物理・論理
【構成図】物理・論理

導入ソフトウェア

①自宅デスクトップPC

ソフトウェア バージョン 備考
Windows11 Windows 11 Home 24H2 -
VMware(R) Workstation 17 Pro 17.6.2 build-24409262 -

②vSphere ESXi 8サーバ

ソフトウェア バージョン 備考
vSphere ESXi 8 ESXi-8.0U3e-24677879-standard -

③Windows Server 2022サーバ

ソフトウェア バージョン 備考
Windows Server 2022 21H2 (OSビルド 20348.587) -
VMware Tools VMware Tools 12.5.1 build 24649672 -

必要スペック(最小)

※あくまでも起動するために必要最低限のスペックであり、必要スペックは場合によって変わります。(自宅デスクトップPCは使用しているPCのスペックを記載しています。)

①自宅デスクトップPC

コンポーネント CPU RAM Root Disk Data Disk
自宅デスクトップPC AMD Ryzen 7 3700X 8-Core Processor (3.60 GHz) 64.0GB 500GB 4TB (SSD)

②vSphere ESXi 8サーバ

コンポーネント CPU RAM Root Disk Data Disk
vSphere ESXi 8 2コア 8GB以上 32GB以上 ※任意

③Windows Server 2022サーバ

コンポーネント CPU RAM Root Disk Data Disk
Windows Server 2022 ※確認できず2コアとします 2 GB 32GB ※任意

スペック参考資料

各種パラメータ設定

※ (★)はデフォルト値になります。

①自宅デスクトップPC

ホスト名 IPv4/プレフィックス長 デフォルトGW DNS NTP プロキシ
(★)
-
192.168.1.50/24 192.168.1.30 8.8.8.8 (★)
time.windows.com
(★)
-

②vSphere ESXi 8サーバ

ホスト名 IPv4/プレフィックス長 デフォルトGW DNS NTP プロキシ
esxi01 192.168.1.100/24 192.168.1.30 8.8.8.8 ntp.nict.jp
ntp.jst.mfeed.ad.jp
(★)
-

③Windows Server 2022サーバ

ホスト名 IPv4/プレフィックス長 デフォルトGW DNS NTP プロキシ
winserv01 192.168.1.110/24 192.168.1.30 8.8.8.8 (★)
time.windows.com
(★)
-

ファイアウォール設定

①自宅デスクトップPC

ポート/プロトコル サービス 送信元(src) 送信先(dest) 備考
In - - - - -
Out - - - - -

②vSphere ESXi 8サーバ

ポート/プロトコル サービス 送信元(src) 送信先(dest) 備考
In - - - - -
Out - - - - -

③Windows Server 2022サーバ

ポート/プロトコル サービス 送信元(src) 送信先(dest) 備考
In - - - - -
Out - - - - -

▼構築手順

VMware Workstation Pro上でVMware ESXi 8構築

  1. 以下過去記事を参考に構築します。
    tokoro10.net

vSphere ESXi 8上でWindows Server 2022起動

  1. Windows Server 2022のisoファイルをESXiのデータストアへアップロードします。

  2. 【新規仮想マシン】>【作成タイプの選択】画面にて【新規仮想マシンの作成】を選択し、【次へ】をクリックします。

  3. 【名前とゲストOSの選択】画面にて、以下項目について入力します。

    • 名前: ※任意
    • 互換性: ※最新を選択
    • ゲストOSファミリ: Windows
    • ゲストOSのバージョン: Microsoft Windows Server 2022 (64ビット)
  4. 【ストレージの選択】画面にて作成する仮想マシンデータの格納先を選択し、【次へ】をクリックします。

  5. 【設定のカスタマイズ】画面にて、以下項目を設定し、【次へ】をクリックします。

    • CD/DVDドライブ1: データストアISOファイル
    • CD/DVDメディア: ※アップロードしたISOファイル
  6. 【設定の確認】画面にて、設定した内容を確認し、【完了】をクリックします。

  7. 作成した仮想マシンを起動するため、【パワーオン】をクリックします。

  8. VMware Workstation Pro上で操作するため、【コンソール】>【リモートコンソールを起動】をクリックします。

WindowsServer2022セットアップ

  1. 「Press any key to boot from CD or DVD...」が表示されたら、すぐにキーを押下します。(※押さなくても前手順「CD/DVDメディア」の設定でisoファイルを指定していれば、自動的にセットアップ開始されます。)

  2. 言語を設定し、【次へ】をクリックします。

  3. 【今すぐインストール】をクリックします。

  4. インストールするOSを選択し、【次へ】をクリックします。
    ※本記事ではGUI形式の「デスクトップエクスペリエンス」を選択します。

  5. ライセンス条項に同意し、【次へ】をクリックします。

  6. インストールの種類は【カスタム】をクリックします。

  7. OSをインストールする場所を指定し、【次へ】をクリックします。

  8. インストール完了まで待機します。自動的に再起動します。

  9. Administratorユーザのパスワードを入力し、【完了】をクリックします。

  10. Windows Server 2022へログインします。インターネット接続が無いため、時刻同期も出来ていないことを確認します。

ネットワーク設定

  1. 【インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)のプロパティ】画面にて、以下項目を入力し、【OK】をクリックします。

    • IPアドレス: 192.168.1.110
    • サブネットマスク: 255.255.255.0
    • デフォルトゲートウェイ: 192.168.1.30
    • 優先DNSサーバー: 8.8.8.8
  2. インターネット接続が有効になっていることを確認します。その後、【設定】>【時刻と言語】>【日付と時刻】画面にて、「日付と時刻を手動で設定する」の【変更】をクリックします。時刻が同期されることを確認します。

ホスト名設定

  1. 【設定】>【システム】>【詳細情報】>【このPCの名前を変更】>【PC名を変更する】画面にて、PC名(ホスト名)を入力し、【次へ】をクリックします。

  2. ホスト名を反映するため、【今すぐ再起動する】をクリックします。

VMware Toolsのインストール

  1. 【ESXi Host Client】にて、【アクション】>【ゲストOS】>【VMware Tools のインストール】をクリックします。

  2. 【DVDドライブ(D:)VMware Tools】をクリックします。

  3. 【setup64.exeの実行】をクリックします。

  4. 【次へ】をクリックします。

  5. 【標準】が選択されていること確認し、【次へ】をクリックします。

  6. 【インストール】をクリックします。

  7. 【完了】をクリックします。

  8. 再起動するため、【はい】をクリックします。

▼参考

なし

END