
▼目次
▼目標(ゴール)
VMware Workstation Pro上のvSphere ESXi 8にUbuntu 24.04(仮想マシン)を構築します。
▼システム要件
構成
コンポーネント構成
- ①自宅デスクトップPC
- ②vSphere ESXi 8サーバ
- ③Ubuntuサーバ
構成図


導入ソフトウェア
①自宅デスクトップPC
| ソフトウェア | バージョン | 備考 |
|---|---|---|
| Windows11 | Windows 11 Home 24H2 | - |
| VMware(R) Workstation 17 Pro | 17.6.2 build-24409262 | - |
②vSphere ESXi 8サーバ
| ソフトウェア | バージョン | 備考 |
|---|---|---|
| vSphere ESXi 8 | ESXi-8.0U3e-24677879-standard | - |
③Ubuntuサーバ
| ソフトウェア | バージョン | 備考 |
|---|---|---|
| Ubuntu | 24.04.2 LTS (Noble Numbat) | - |
必要スペック(最小)
※あくまでも起動するために必要最低限のスペックであり、必要スペックは場合によって変わります。(自宅デスクトップPCは使用しているPCのスペックを記載しています。)
①自宅デスクトップPC
| コンポーネント | CPU | RAM | Root Disk | Data Disk |
|---|---|---|---|---|
| 自宅デスクトップPC | AMD Ryzen 7 3700X 8-Core Processor (3.60 GHz) | 64.0GB | 500GB | 4TB (SSD) |
②vSphere ESXi 8サーバ
| コンポーネント | CPU | RAM | Root Disk | Data Disk |
|---|---|---|---|---|
| vSphere ESXi 8 | 2コア | 8GB以上 | 32GB以上 | ※任意 |
③Ubuntuサーバ
※以下スペック参考資料の記事では仮想インストールの場合はRAMが2GBで良いと記載されていましたが、インストール途中でフリーズするため、4GBが良さそうです。
| コンポーネント | CPU | RAM | Root Disk | Data Disk |
|---|---|---|---|---|
| Ubuntu | 2コア | 4GB | 25GB | ※任意 |
スペック参考資料
vSphere ESXi 8
www.vladan.frUbuntu
help.ubuntu.com
各種パラメータ設定
※ (★)はデフォルト値になります。
①自宅デスクトップPC
| ホスト名 | IPv4/プレフィックス長 | デフォルトGW | DNS | NTP | プロキシ |
|---|---|---|---|---|---|
| (★) - |
192.168.1.50/24 | 192.168.1.30 | 8.8.8.8 | (★) time.windows.com |
(★) - |
②vSphere ESXi 8サーバ
| ホスト名 | IPv4/プレフィックス長 | デフォルトGW | DNS | NTP | プロキシ |
|---|---|---|---|---|---|
| esxi01 | 192.168.1.100/24 | 192.168.1.30 | 8.8.8.8 | ntp.nict.jp ntp.jst.mfeed.ad.jp |
(★) - |
③Ubuntuサーバ
| ホスト名 | IPv4/プレフィックス長 | デフォルトGW | DNS | NTP | プロキシ |
|---|---|---|---|---|---|
| Ubuntu | 192.168.1.110/24 | 192.168.1.30 | 8.8.8.8 | (★) ※以下参照 |
(★) - |
※Ubuntuのsystemd-timesyncdではデフォルトでメインのNTPサーバが設定されていません。
そのため、自動的に「FallbackNTPServers」として設定されている「ntp.ubuntu.com」がデフォルトの時刻同期先となります。(※以下出力参照。)
「FallbackNTPServers」はUbuntu(systemd-timesyncd)において、メインのNTP サーバが使用できない場合に使われる代替のNTPサーバ群を指します。
tokoro10nu@tokoro10nu-VMware20-1:~$ timedatectl show-timesync --all
LinkNTPServers=
SystemNTPServers=
RuntimeNTPServers=
FallbackNTPServers=ntp.ubuntu.com
ServerName=ntp.ubuntu.com
ServerAddress=185.125.190.58
RootDistanceMaxUSec=5s
PollIntervalMinUSec=32s
PollIntervalMaxUSec=34min 8s
PollIntervalUSec=8min 32s
NTPMessage={ Leap=0, Version=4, Mode=4, Stratum=2, Precision=-25, RootDelay=991us, RootDispersion=244us, Reference=B7A08584, OriginateTimestamp=Sun 2025-06-01 23:37:11 JST, ReceiveTimestamp=Sun 2025-06-01 23:37:11 JST, TransmitTimestamp=Sun 2025-06-01 23:37:11 JST, DestinationTimestamp=Sun 2025-06-01 23:37:11 JST, Ignored=no, PacketCount=5, Jitter=11.543ms }
Frequency=2273467
ファイアウォール設定
変更なし
▼構築手順
VMware Workstation Pro上でVMware ESXi 8構築
- 以下過去記事を参考にVMware ESXi 8を構築します。 tokoro10.net
Ubuntu isoファイルダウンロード
- 「https://jp.ubuntu.com/download」でisoファイルのダウンロードが可能です。

vSphere ESXi 8 上でUbuntuを起動
UbuntuのisoファイルをESXiのデータストアへアップロードします。

【新規仮想マシン】>【作成タイプの選択】画面にて【新規仮想マシンの作成】を選択し、【次へ】をクリックします。

【名前とゲストOSの選択】画面にて、以下項目について入力します。
- 名前: ※任意
- 互換性: ※最新を選択
- ゲストOSファミリ: Linux
- ゲストOSのバージョン: Ubuntu Linux (64ビット)

【ストレージの選択】画面にて作成する仮想マシンデータの格納先を選択し、【次へ】をクリックします。

【設定のカスタマイズ】画面にて、以下項目を設定し、【次へ】をクリックします。
- CD/DVDドライブ1: データストアISOファイル
- CD/DVDメディア: ※アップロードしたISOファイル

【設定の確認】画面にて、設定した内容を確認し、【完了】をクリックします。

作成した仮想マシンを起動するため、【パワーオン】をクリックします。

VMware Workstation Pro上で操作するため、【コンソール】>【リモートコンソールを起動】をクリックします。

Ubuntuセットアップ
「Try or Install Ubuntu」を選択し、【Enter】を押下します。

【Choose your language:】画面が表示されることを確認します。インターネット接続が無いため、【Wired Settings】をクリックし、ネットワーク設定を開きます。

「netplan-zz-all-en」の歯車マークをクリックします。

【netplan-zz-all-en】>【IPv4】画面にて、以下項目を入力し、【Apply】をクリックします。
- IPv4 Method: Manual
- Address: 192.168.1.110
- Netmask: 255.255.255.0
- Gateway: 192.168.1.30
- DNS: 8.8.8.8

【Ubuntuへようこそ】画面にて、「日本語」を選択し、【次】をクリックします。

【キーボードレイアウト】画面にて、「日本語」を選択し、【次】をクリックします。

【ネットワークに接続】画面にて、既にネットワーク設定済みのため「有線接続を使用」を選択し、【次】をクリックします。

【アップデートがあります】画面にて、【スキップ】をクリックします。

【Ubuntuを試用またはインストール】画面にて、「Ubuntuをインストール」を選択し、【次】をクリックします。

【インストールの種類】画面にて、「対話式インストール」を選択し、【次】をクリックします。

【アプリケーション】画面にて、「既定の選択」を選択し、【次】をクリックします。

【ディスクのセットアップ】画面にて、「ディスクを削除してUbuntuをインストールする」を選択し、【次】をクリックします。

【アカウントの設定】画面にて、以下項目を入力し、【次】をクリックします。(※コンピューターの名前、ユーザー名を入力は自動的に入力されます。)
- あなたの名前: ※任意の名前
- パスワードを決めてください: ※任意のパスワード
- パスワードをもう一度入力: ※任意のパスワード

【タイムゾーンを選択してください】画面にて、日本を選択し、【次】をクリックします。

【インストールの準備完了】画面にて、前手順までの設定が反映されているか確認し、【インストール】をクリックします。

インストール完了後、【インストールが完了しました】画面にて、【今すぐ再起動】をクリックします。

再起動後、Ubuntuが起動しデスクトップ操作できることを確認します。(※CD/DVDメディアとしてisoファイルをマウントしている状態だと起動できないため、事前に外しておきます。)

▼参考
なし